【収録楽曲】
1.モーニングムーン
2.黄昏を待たずに
3.Count Down
4.指環が泣いた
5.SAILOR MAN
6.ロマンシングヤード
7.恋人はワイン色
8.ラプソディ
9.Trip
10.WALK
11.LOVE SONG
12.DO YA DO
13.太陽と埃の中で
14.SAY YES
15.僕はこの瞳で嘘をつく
補足情報
●1992/03/25:ポニーキャニオンより発売
●2001/06/20:ヤマハミュージックコミュニケーションより発売
レビュー
世の中のミュージシャンたちの
シングル曲を収録したベスト盤が
どういった曲順かというと、
僕はどのシングルベスト盤も
発表した順番に収録曲が並んでいると
思ったものでした
日本のバンドで大好きだったものに
L⇔Rがありますが、
彼らのシングルベスト盤を聴いてみると
発表された順にシングル曲が聴けるという
構成ではありませんでした
そこで僕は気が付いたのですが、
CHAGE&ASKAの『SUPR BEST』と
『SUPER BEST II』に関しては
発表順に曲が聴けるということだったのです
しかし、あまりにCAのことが好きで
音楽を聴き始めた中学と高校時代には
ほぼCAしか聴いていなかったため、
他のミュージシャンのベスト盤も
同じような曲順だと勘違いするほどでした
さて、このベスト盤を聴き始めた当初は
15曲中12曲くらいは知っている状態で
聴き始めたんじゃないかな、と思います
すでに『SUPER BEST』も入手していて
冒頭の3曲は被っているし、
アルバム『Mr.ASIA』と『ENERGY』に
収録されているシングル曲、
「指環が泣いた」「SAILOR MAN」「Trip」
をこのベスト盤で初めて聴いたような
気がします…が、
もしかしたらそうではなかったかも知れません
『SUPER BEST II』入手前には
アルバム『TREE』以前のアルバムは
全て聴いていたかも知れません…
どっちを先に聴いたかなんてのは
どうでもいいことのようで
実はアルバムに収録されているシングル曲は
ベスト盤のものより少し仕様が違ってたりしていて、
改めて聴いた時に
アルバムバージョンの方がお得感がある、
そんな気持ちにさせてくれるのです
例えば「Trip」という曲は
ベスト盤ではあっさりと曲が終わるのに
アルバムバージョンではおまけ的な
演奏を聴くことが出来ます
例えば「ロマンシングヤード」は
ベスト盤では普通に始まるところを
アルバムバージョンでは
その前に収録されている
「失恋男のモンタージュ」の最後と
繋がっています
もっとレアな例は「WALK」です
ベスト盤やアルバムでは
曲の最後は静かに終わっていくのですが、
『THE STORY of BALLAD』という
バラード曲を集めたベスト盤では
これまたおまけ的な演奏を付け加えて
終わるという仕様になっています
そういう意味では
ベスト盤はスペシャルな楽曲たちを
並べて聴く聴き応えや
贅沢な気持ちを堪能できると共に、
さらにアルバムバージョンが
異なる曲を知っていると
そのアルバムを引っ張り出してきて
聴きたくなるという気持ちにも
させてくれます
このベスト盤はcAの中でも
認知度の高いアルバムとして、
たくさんの人が耳にしたはずです
CAビギナーにとっても
入門編としてピッタリなベスト盤であることに
間違いはありません